脱サラからのワインバル開業奮闘記

☸中目黒に素敵なワイン女子がたくさん集まるお店(ワインファームTAMURA)を作るまで☸

ライセンス契約について②

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皆さん、こんにちは


 前回に引き続き、ライセンス契約について書きたいと思います。
そもそも「ライセンス契約」って何?、フランチャイズと何が違うのか??
と思われる方もいるかと思います。

 大きな違いは主に2点
1つ目は、開業後の継続的な指導(サポート)の有無。
フランチャイズでは開業後の店舗運営も総合的にサポートされ、SV(スーパーバイザー)の派遣なども含まれているのが一般的。
一方、ライセンス契約は売り切り型のビジネスパッケージ。
商標やノウハウなどの提供・初期研修は行われますが、オープン後は店舗指導などの継続的な援助は行われない形態が多いと言えます。
2つ目は経営における自由度。
ライセンス業態によりますが、フランチャイズ契約に比べ経営の点で自由度が高くなります。仕入れ先やメニューの変更はもちろん、店名をオリジナルなもので出店できるライセンス業態も。
 元々、お店の名前や既にレパートリーとして持っている料理等は、自分の考えたものを使いたいと思っていたので、ライセンス契約というものが自分にとってかなり良いとこ取りであると認識出来ました。

 更に自分にとってありがたいのは、2つのリスクヘッジが出来る事。
1つ目は、「経験豊富な料理人を雇用する必要が無い」という事。
シェフは必ず雇わねばと決めているのですが、人材難の今では腕の良いシェフの採用費はバカにならず、また募集をかけても思い描く料理人を雇える保証もありません。
プロの料理人であればそれに見合った人件費が継続的なコストとなり、退職リスクもあります。
 このような理由から、仕組み化された食事提供が行える業態を利用し、人的リスクの最小化が図れる事に魅力を感じました。
2つ目は、「料理の技術を引き継ぎやすい」という事
この業態をを利用することで、自らがメニュー開発をゼロから行う必要もなく、研修に参加してオペレーションも学べます。
それから、未経験者でも調理できるメニューが始めからマニュアル化されており、従業員に調理業務を引き継ぐことも容易。
仕組みとしてのノウハウが蓄積されやすく、店全体のスキルアップリスクヘッジに繋がる。
 この2点以外に更にありがたく思っていることがあって・・・、
お酒をどこから仕入れようか・・・という事も迷っていたのですが、この契約によって、常時100種類程のワインを仕入れられる環境を確保出来るのと、試飲会にも呼んで頂けて、インポーターとの接点も持てる事が分かり、お酒の仕入れについて若干感じていた不安も無くせて一石二鳥な契約が出来る事になったのでした。
 最終的に、当初提案された5年の契約期間を3年にして頂き、それまでにしっかりと技術を身に付けて、自分のオリジナルのお店に近付けていく事になります。

という事で、後は本当に物件!!、そしてビジネスパートナーとなるシェフ探し!!という事になります。
とにかく前進、前進!!!!!!


素敵なワインラバーがたくさん集まるお店になる事を夢見て
(*´∀`*)